ボラシデニブ × たばこ 注意(添付文書)
要約
添付文書の併用注意(10.2)に「タバコ(喫煙)」の行があり、喫煙するとボラニゴ(ボラシデニブ)の効き目が弱くなるおそれがあるとされています。たばこの煙の影響で、薬を分解する酵素CYP1A2(薬を体の中で処理する仕組みの一つ)の働きが強まり、薬の血中濃度(血液中の薬の量)が下がる可能性があるためです。喫煙している場合は、処方医・薬剤師に伝えてください。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
現行の日本の電子添文(ボラニゴ錠10mg・40mg、2026年4月改訂第3版、日本セルヴィエ)に、KEGG MEDICUS掲載の添付文書情報(JAPIC提供)経由で到達し、全文を確認した。10.2併用注意に「タバコ(喫煙)」の行があり、臨床症状・措置方法は「本剤の有効性が減弱されるおそれがある。」、機序・危険因子は「喫煙によるCYP1A2の誘導により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。」と明記されている。なお10.1併用禁忌はフルボキサミンマレイン酸塩の1行のみ、10.2の他の行はCYP1A2阻害剤、CYP1A2誘導剤、CYP3Aの基質となる薬剤、CYP2B6の基質となる薬剤、CYP2C8の基質となる薬剤、CYP2C9の基質となる薬剤、CYP2C19の基質となる薬剤、BCRPの基質となる薬剤である。海外の添付文書の内容は日本の記載として扱っていない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認