ツカチニブ × CYP3Aの基質となる薬剤(併用注意) 注意(添付文書)
要約
この薬は、薬を分解する酵素(CYP3A)の働きを強く邪魔します。そのため、CYP3Aで分解される薬(併用禁忌のものを除く)と一緒に使うと、相手の薬の血中濃度(血液の中の薬の量)が上がり、副作用が強まるおそれがあります。実際に、睡眠薬ミダゾラムと一緒では、ミダゾラムのAUC(濃度の総量)が5.74倍、Cmax(最高血中濃度)が3.01倍になりました。相手の薬の例は、ミダゾラム、痛み止めのフェンタニル、免疫を抑える薬タクロリムスです(痛風の薬コルヒチンにも関連する記載があります)。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでのデータあり
根拠
ツカイザ錠50mg・150mg添付文書(2026年8月改訂)§10.2にCYP3Aの基質となる薬剤(併用禁忌を除く。ミダゾラム、フェンタニル、タクロリムス等)が名指しされている。§16にミダゾラム併用時のミダゾラムのAUC及びCmaxがそれぞれ5.74倍及び3.01倍であったヒトデータが記載されている(インタビューフォーム(2026年9月改訂・第3版)で原文を確認した)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
§16 ミダゾラム併用試験(ヒト)
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。