ツカチニブ × CYP3Aの基質となる薬剤(併用禁忌) 禁忌
要約
この薬は、薬を分解する酵素(CYP3A)の働きを強く邪魔します。そのため、CYP3Aで分解される薬のうち、血中濃度(血液の中の薬の量)が上がると重大な副作用につながるものは、一緒に使えません(併用禁忌)。添付文書に名指しされている薬は、アナモレリン、ボクロスポリン、イバブラジン、キニジン、チカグレロル、マバカムテン、アゼルニジピン、エプレレノン、エルゴタミンを含む製剤、シンバスタチン、タダラフィル(肺高血圧症用のもの)、肺高血圧症用の配合剤マシテンタン・タダラフィル(ユバンシ配合錠)、フィネレノン、ロミタピド、スボレキサント、ダリドレキサント、トリアゾラム、ブロナンセリン、ボルノレキサント、ルラシドン、バルデナフィル、メチルエルゴメトリン、ロナファルニブ、イブルチニブ、パロバロテンです。これらの薬を使っている場合は、必ず処方医・薬剤師に伝えてください。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
ツカイザ錠50mg・150mg添付文書(2026年8月改訂)§10.1に、CYP3Aの基質となる薬剤としてアナモレリン、ボクロスポリン、イバブラジン、キニジン、チカグレロル、マバカムテン、アゼルニジピン(オルメサルタン配合錠を含む)、エプレレノン、エルゴタミン含有配合錠、シンバスタチン、タダラフィル(アドシルカ)、マシテンタン・タダラフィル(ユバンシ配合錠)、フィネレノン、ロミタピド、スボレキサント、ダリドレキサント、トリアゾラム、ブロナンセリン、ボルノレキサント、ルラシドン、バルデナフィル、メチルエルゴメトリン、ロナファルニブ、イブルチニブ、パロバロテンが1行にまとめて併用禁忌として名指しされている(インタビューフォーム(2026年9月改訂・第3版)で原文を確認した)。
- 最終確認日
- 2026-11-02