ツカチニブ × ベネトクラクス(用量漸増期) 禁忌
要約
白血病・リンパ腫の薬ベネトクラクスの用量を少しずつ増やす期間(用量漸増期)には、この薬と一緒に使えません(併用禁忌)。この薬がベネトクラクスの分解を強く邪魔して血中濃度(血液の中の薬の量)が大きく上がり、腫瘍崩壊症候群(がん細胞が急に壊れて体に負担がかかる状態)が起こるおそれがあるためです。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
ツカイザ錠50mg・150mg添付文書(2026年8月改訂)§10.1に、ベネトクラクス(慢性リンパ性白血病・小リンパ球性リンパ腫・マントル細胞リンパ腫の用量漸増期)が併用禁忌として名指しされ、本剤の強いCYP3A阻害によりベネトクラクスの血中濃度が上昇し腫瘍崩壊症候群のリスクが高まる旨が記載されている(インタビューフォーム(2026年9月改訂・第3版)で原文を確認した)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。