セバベルチニブ × 食事 注意(ヒトデータあり)
要約
この薬は食後に飲むこととされています。健康な人での試験では、空腹時に比べて、食後では血中濃度(血液の中の薬の量)が下がりました。高脂肪食の後はAUC(濃度の総量)が27.6%、Cmax(最高血中濃度)が55.7%低く、低脂肪食の後でもAUCが16.1%、Cmaxが27.8%低くなりました(外国人データ)。つまり食事で濃度が下がるおそれがあるものの、この薬の用量は食後に飲む前提で決められています。自己判断で空腹時に変えたりせず、処方されたとおり食後に飲んでください。 ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでのデータあり
根拠
ヒアニュオ錠10mg添付文書(2026年9月作成・第2版)(インタビューフォーム2026年10月作成・第2版で確認)§16の食事の影響試験(外国人データ)に、健康成人21例に本剤20mgを単回経口投与したとき、空腹時と比較して高脂肪食摂取後ではAUC及びCmaxがそれぞれ27.6%及び55.7%低下し、低脂肪食摂取後ではそれぞれ16.1%及び27.8%低下したと記載されている。用法・用量は1回20mgを1日2回食後投与と定められている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
§16 食事の影響試験(外国人データ)健康成人21例、20mg単回投与、空腹時・低脂肪食後・高脂肪食後で比較