セバベルチニブ × 強いCYP3A阻害剤 注意(添付文書)
要約
この薬を分解する酵素(CYP3A)を強く邪魔する薬と一緒に使うと、この薬の血中濃度(血液の中の薬の量)が上がり、副作用が強まるおそれがあります。添付文書では、こうした薬との併用は可能な限り避け、やむを得ず使う場合はこの薬を減らすこととされています(減らし方の基準は添付文書§7.3)。相手の薬の例は、抗真菌薬のイトラコナゾール、抗菌薬のクラリスロマイシン、抗ウイルス薬のリトナビルを含む製剤です。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでのデータあり
根拠
ヒアニュオ錠10mg添付文書(2026年9月作成・第2版)§10.2に強いCYP3A阻害剤(イトラコナゾール、クラリスロマイシン、コビシスタット含有製剤、リトナビル含有製剤等)が名指しされ、CYP3A阻害により本剤の血漿中濃度が上昇する可能性があるため、併用は可能な限り避け、やむを得ず併用する場合は本剤を減量するとともに患者の状態を慎重に観察すること、と記載されている(§7.3、§16.7.1参照)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
§16.7.1 イトラコナゾール併用試験(外国人データ)健康成人14例、本剤10mg単回投与時にセバベルチニブのAUC幾何平均値比2.25・Cmax 1.6
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。