テオフィリン × たばこ(喫煙・禁煙) 注意(添付文書)
要約
この薬で一番大事な飲み合わせの一つです。たばこの煙はCYP1A2(薬を分解する酵素)を増やしてテオフィリンの分解を速めるため、喫煙中は血中濃度(血液中の薬の濃さ)が下がりやすくなります。逆に禁煙すると分解が元に戻って濃度が上がり、中毒症状(吐き気、動悸、けいれんなど)が出ることがあります。ニコチン製剤(禁煙補助薬)を使った禁煙でも同じです。禁煙を始めたら、主治医に伝えて濃度の確認を受けてください。時間をずらす問題ではなく、喫煙状況が続く期間全体の問題です。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書記載・ヒト薬物動態)
根拠
テオドール 添付文書(PMDA、田辺ファーマ、2025年12月改訂・第3版で照合) 10.2「タバコ: 禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。喫煙により肝代謝酵素が誘導されクリアランスが上昇」
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。