イボシデニブ × OATP1B1の基質となる薬剤(ロスバスタチン、アトルバスタチン、プラバスタチン等) 注意(添付文書)
要約
イボシデニブには、薬を肝臓に取り込むときに関わるOATP1B1という仕組みを止める作用があるため、ロスバスタチンやアトルバスタチン、プラバスタチン(いずれもコレステロールを下げる薬)などと一緒に使うと、相手の薬の血中濃度(血液中の薬の量)が上がって副作用が強まるおそれがあると添付文書に書かれています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
ティブソボ錠250mg(日本セルヴィエ)の添付文書(2026年8月改訂・第5版)§10.2でOATP1B1の基質となる薬剤(ロスバスタチン、アトルバスタチン、プラバスタチン等)が名指しされ、本剤がOATP1B1を阻害することによりこれらの薬剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがあるため慎重に観察することが示されている。§16.7.2(4)にPBPKシミュレーションでロスバスタチン(OATP1B1基質)の曝露量が増加する可能性が示唆されている。国内添文到達に伴う新規登録分(EDITION回収パス、2026-11-02)。薬剤師の個別確認待ち。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。