このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

イボシデニブ × 中程度のCYP3A阻害剤(エリスロマイシン、ジルチアゼム、フルコナゾール等) 注意(添付文書)

要約

エリスロマイシン(抗菌薬)やジルチアゼム(血圧・心臓の薬)、フルコナゾール(抗真菌薬)などの中程度のCYP3A阻害薬と一緒に使うと、イボシデニブの血中濃度(血液中の薬の量)が上がり、副作用が強まるおそれがあるため、添付文書では併用は可能な限り避けることとされています。コンピュータによる予測(PBPKモデル)では、フルコナゾールと併用するとイボシデニブの血中濃度の指標(AUC)が約1.9倍になると推定されています(実際に人で測った値ではなく、副作用が出やすくなるおそれを示す目安です)。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書§10.2の規定と§16.7.2のPBPKシミュレーションに基づく)

根拠

ティブソボ錠250mg(日本セルヴィエ)の添付文書(2026年8月改訂・第5版)§10.2で中程度のCYP3A阻害剤(エリスロマイシン、ジルチアゼム、フルコナゾール等)が名指しされ、副作用増強のおそれのため可能な限り避け、代替を考慮し、やむを得ず併用する場合は慎重に観察することが示されている。§16.7.2(1)に、生理学的薬物動態モデル(PBPK)によるシミュレーションで、フルコナゾール併用時にイボシデニブのCmaxが1.52倍、AUCssが1.90倍と推定されたことが示されている(実測ではなく推定値)。国内添文到達に伴う新規登録分(EDITION回収パス、2026-11-02)。薬剤師の個別確認待ち。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

イボシデニブ の飲み合わせ一覧へ