このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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イボシデニブ × セントジョーンズワート 注意(添付文書)

要約

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含む食品・サプリメントは、添付文書で強いCYP3A誘導剤(薬の分解を強めるもの)の例として名指しされ、併用は可能な限り避けることとされています。イボシデニブの血中濃度(血液中の薬の量)が下がり、効き目が弱くなるおそれがあるためです。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書§10.2の規定に基づく)

根拠

ティブソボ錠250mg(日本セルヴィエ)の添付文書(2026年8月改訂・第5版)§10.2で、強いCYP3A誘導剤の例としてセイヨウオトギリソウ(St.John's Wort)含有食品が名指しされ、本剤の有効性が減弱するおそれがあるため併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない薬剤又は中程度以下のCYP3A誘導剤への代替を考慮することが示されている。機序は、セイヨウオトギリソウ含有食品等がCYP3Aを誘導することにより本剤の血中濃度が低下する可能性があることとされる。§16.7.2(2)に、PBPK(生理学的薬物動態)モデルによる計算で、同じ強いCYP3A誘導剤であるリファンピシン併用時にイボシデニブのCmaxが0.81倍、AUCssが0.67倍と推定されたことが示されている(セントジョーンズワート自体の実測値ではない)。国内添文到達に伴う書き換え分(EDITION回収パス、2026-11-02)。薬剤師の個別確認待ち。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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