溶性ピロリン酸第二鉄 × 甲状腺ホルモン製剤(レボチロキシンナトリウム、リオチロニンナトリウム等) 注意(添付文書)
要約
甲状腺ホルモン製剤(甲状腺の働きを補う薬)と一緒に使うと、その薬の吸収が妨げられ、効き目が弱まるおそれがあります。鉄と結びついて溶けにくい塊(複合体)ができるためです。添付文書では、飲む間隔をあけることとされています。公式の決まりはありませんが、安全のため約2時間あけるのが目安です。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
インクレミンシロップ5%(アルフレッサファーマ)の添付文書、2023年7月改訂・第1版を原文で確認した。§10.2に甲状腺ホルモン製剤(レボチロキシンナトリウム、リオチロニンナトリウム等)が名指しされ、甲状腺ホルモン製剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること、機序は難溶性の複合体を形成し吸収を阻害するためと考えられるとされている。間隔の具体的な数値は添付文書にない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。