溶性ピロリン酸第二鉄 × テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン、ミノサイクリン等) 注意(添付文書)
要約
テトラサイクリン系の抗生物質と一緒に使うと、お互いの吸収が妨げられて、両方の効き目が弱まるおそれがあります。胃腸の中で鉄と抗生物質がくっついて(キレート=金属と薬ががっちり結びついたもの)吸収されにくくなるためです。添付文書では、両方の薬の服用間隔を2〜4時間あけることが決められています。2〜4時間あけることが公式の決まりです。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
インクレミンシロップ5%(アルフレッサファーマ)の添付文書、2023年7月改訂・第1版を原文で確認した。§10.2にテトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)が名指しされ、相互に吸収を阻害し、効果が減弱するおそれがあるので、両剤の服用間隔を2〜4時間とすること、機序は消化管内で難溶性のキレートを形成して両剤の吸収を阻害するためとされている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。