溶性ピロリン酸第二鉄 × セフジニル、ニューキノロン系抗菌剤(オフロキサシン、シプロフロキサシン塩酸塩水和物、ノルフロキサシン等) 注意(添付文書)
要約
セフジニルや、オフロキサシンなどのニューキノロン系抗菌薬と一緒に使うと、それらの抗菌薬の吸収が妨げられ、効き目が弱まるおそれがあります。胃腸の中で鉄と抗菌薬がくっついて(キレート=金属と薬ががっちり結びついたもの)吸収されにくくなるためです。添付文書では、飲む間隔をあけることとされています。公式の決まりはありませんが、安全のため約2時間あけるのが目安です。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
インクレミンシロップ5%(アルフレッサファーマ)の添付文書、2023年7月改訂・第1版を原文で確認した。§10.2にセフジニルとニューキノロン系抗菌剤(オフロキサシン、シプロフロキサシン塩酸塩水和物、ノルフロキサシン等)が同じ行に名指しされ、これらの薬剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること、機序はキレートを形成し吸収を阻害するためと考えられるとされている。間隔の具体的な数値は添付文書にない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。