このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

フェニル酪酸グリセロール × 食事 注意(ヒトデータあり)

要約

この薬は、食事もしくは栄養補給(点滴や経管栄養など)と一緒に、または食後すぐに飲むこととされています。また、この薬を使っている間も、タンパク質を制限するなどの食事療法を続ける必要があります。健康な大人8人で調べた試験では、食後に飲んだ場合の成分の血液中の量は、空腹時に飲んだ場合と比べておおむね同じ程度でしたが、フェニル酢酸(この薬が体内で変わった成分)については総量が食後で空腹時の0.67倍と低めの値で、結果の幅も広く、人数も少ないため、食事の影響がないとまでは言い切れません。決められたとおり食事と一緒に飲んでください。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

ヒトでのデータあり

根拠

ラヴィクティ内用液1.1g/mL(株式会社オーファンパシフィック)の電子化された添付文書(2026年4月改訂、第2版)で全文を確認した。§6(用法及び用量)に「食事若しくは栄養補給とともに又は食直後に経口投与する」とあり、§5(効能又は効果に関連する注意)に、食事療法(タンパク質制限やアミノ酸補給等)のみでは管理ができない患者に投与し、適切な食事療法を継続することが記載されている。§16.2.1(食事の影響)では、健康成人8例に本剤100mg/kgを単回経口投与した試験で、空腹時投与に対する食後投与の幾何平均値の比(90%信頼区間)は、フェニル酪酸で最高濃度1.075[0.57, 2.04]・総量0.879[0.49, 1.56]、フェニル酢酸で最高濃度0.849[0.52, 1.39]・総量0.673[0.36, 1.24]、フェニルアセチルグルタミンで最高濃度0.959[0.80, 1.15]・総量0.907[0.75, 1.09]であった(外国人データ)。食事は§10の対象ではないが、用法の指定とヒトでの試験データが名指しされているため「注意(ヒトデータあり)」とした。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:体内で代謝されて効く形(フェニル酢酸)になり、代謝物は主に尿中へ排泄

研究の条件

§16.2.1 健康成人8例に本剤100mg/kgを単回経口投与し、空腹時投与と食後投与を比較した試験(外国人データ)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

フェニル酪酸グリセロール の飲み合わせ一覧へ