カロテグラストメチル × ナタリズマブ(遺伝子組換え) 注意(添付文書)
要約
同じ仕組み(α4インテグリン阻害)で働く抗体薬ナタリズマブとは、一緒に使うことを避けることとされています。ナタリズマブでは進行性多巣性白質脳症(PML:脳の感染症の一種)が報告されているためです。過去にナタリズマブを使ったことがある人も、この薬を使うときはPMLの発現に十分注意することとされています。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
カログラ錠120mg(EAファーマ)の添付文書、2023年6月改訂・第2版を原文で確認した。§10.1の設定はなく、§10.2はCYP3A4の基質となる薬剤(ミダゾラム、アトルバスタチン等)とOATP1B1及びOATP1B3を阻害する薬剤(リファンピシン等)の2行のみである。用法は1回960mgを1日3回食後経口投与である。§8.2に「ナタリズマブ(遺伝子組換え)を投与されている患者では、本剤との併用を避けること。過去に投与された患者に本剤を投与する際はPMLの発現に十分注意すること」と記載されている(§10ではなく§8の記載)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。