エリグルスタット酒石酸塩 × CYP2D6の基質となる薬剤(メトプロロール、三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、クラスⅠc抗不整脈薬等) 注意(添付文書)
要約
血圧や脈を整えるメトプロロール、うつ病の薬(三環系抗うつ剤)、フェノチアジン系の薬、心臓のリズムを整える薬(クラスⅠc)など、分解酵素CYP2D6で分解される薬と一緒に使うと、相手の薬の血液中の量が上がることが報告されています。相手の薬の量に注意して使います。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
サデルガカプセル25mg・100mgの添付文書(2026年10月改訂・第4版、JAPIC掲載PDF)を全文確認した。本剤は主としてCYP2D6及び部分的にCYP3A4で代謝され、§10.1・§10.2はCYP2D6の活性の型(EM・IM・PM)と肝機能の組み合わせごとに表が分かれている。 §10.2(患者全体)に「CYP2D6の基質薬(メトプロロール、三環系抗うつ剤(ノルトリプチリン、アミトリプチリン、イミプラミン)、フェノチアジン系薬剤、クラスⅠc抗不整脈薬(プロパフェノン、フレカイニド)等)」の行があり、本剤のCYP2D6阻害により血中濃度が上昇するおそれがあると記載。§16.7.3参照。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。