このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アバコパン × 強い又は中程度のCYP3A4誘導剤(カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン等) 注意(添付文書)

要約

カルバマゼピンやフェニトイン、リファンピシンなど、本剤を分解する酵素CYP3A4(薬を分解する仕組み)の働きを強める薬と一緒に使うと、本剤の血中濃度(血液中の薬の量)が大きく下がり、効き目が弱まる可能性があります。実際にリファンピシンと一緒に使った試験では、本剤の体に入る量の目安(AUC)が93%下がりました。そのため添付文書では、こうした薬との併用は避け、酵素を強める作用のない(又は弱い)薬への切り替えを考えることとされています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし

根拠

タブネオスカプセル10mg(キッセイ薬品工業)の添付文書、2026年7月改訂・第7版を原文で確認した。§10.2の1行目に強い又は中程度のCYP3A4誘導剤(カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン等)が名指しされ、アバコパンの血漿中濃度が低下し、本剤の効果が減弱する可能性があるため、これらの薬剤との併用は避け、CYP3A4誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮することとされている。§16.7.1では、リファンピシン600mgとの併用で、アバコパンのAUC0-∞が93%、Cmaxが79%低下した外国人データが示されている。なお、この行にはセイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)も同行で含まれ、その分は既存レコード(id14382)で扱っているため、本レコードは薬剤分を対象とした。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、代謝物は主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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