このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アバコパン × シクロスポリン、シロリムス、タクロリムス等(治療域が狭くCYP3A4で代謝される薬剤) 注意(添付文書)

要約

シクロスポリンやシロリムス、タクロリムスなど、酵素CYP3A4(薬を分解する仕組み)で分解され、効く量と多すぎる量の幅が狭い薬と一緒に使うと、本剤がその酵素の働きを中くらいに邪魔するため、相手の薬の血中濃度(血液中の薬の量)が上がる可能性があります。同じ仕組みで測ったミダゾラムでは、体に入る量の目安(AUC)が1.81倍になりました。そのため、一緒に使う場合は、必要に応じて相手の薬の血液中の量を測って確かめることとされています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし

根拠

タブネオスカプセル10mg(キッセイ薬品工業)の添付文書、2026年7月改訂・第7版を原文で確認した。§10.2の3行目にシクロスポリン、シロリムス、タクロリムス等が名指しされ、治療域が狭くCYP3A4で代謝される薬剤を併用する場合は、必要に応じて適切に血漿中濃度をモニタリングすること、アバコパンはCYP3A4に対して中程度の阻害作用を有するためとされている。§16.7.3では、同じCYP3A4基質であるミダゾラムとの併用で、ミダゾラムのAUC0-∞が1.81倍、Cmaxが1.55倍になった外国人データが示されている。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、代謝物は主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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