このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アバコパン × シンバスタチン 注意(添付文書)

要約

コレステロールの薬シンバスタチンと一緒に使うと、本剤がシンバスタチンを分解する酵素CYP3A4(薬を分解する仕組み)の働きを中くらいに邪魔するため、シンバスタチンの血中濃度(血液中の薬の量)が上がる可能性があります。実際に一緒に使った試験では、シンバスタチンの体に入る量の目安(AUC)が2.57倍になりました。濃度が上がると、筋肉の痛みなどシンバスタチンの副作用が出やすくなるおそれがあるため、体の変化があれば処方医・薬剤師に伝えてください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし

根拠

タブネオスカプセル10mg(キッセイ薬品工業)の添付文書、2026年7月改訂・第7版を原文で確認した。§10.2の4行目にシンバスタチンが名指しされ、シンバスタチンの血漿中濃度が増加する可能性がある、アバコパンはCYP3A4に対して中程度の阻害作用を有するためとされている。§16.7.5では、本剤1回30mgを1日2回投与とシンバスタチン単回40mgとの併用で、シンバスタチンのAUC0-∞が2.57倍、Cmaxが2.39倍になった外国人データが示されている。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、代謝物は主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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