アトバコン・プログアニル塩酸塩配合剤 × テトラサイクリン塩酸塩 注意(添付文書)
要約
抗菌薬テトラサイクリン塩酸塩と一緒に使うと、この薬の成分アトバコンの血液中の濃度が約40%下がったと報告されています。濃度が下がると、マラリアへの効き目が弱まるおそれがあります。そのため併用する場合は、血液中のマラリア原虫の数を慎重に確認することとされています。テトラサイクリン系の薬はマラリア対策で併用されることもあるため、処方医が全体を見て判断します。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(外国人データ。添付文書§16.7.6)
根拠
根拠:マラロン配合錠のインタビューフォーム(2025年9月改訂・第12版)を確認した。同インタビューフォームは2024年8月改訂の添付文書の記載に基づいて作成されており、§10の内容は同資料に転記された添付文書本文で確認した。§10.1(併用禁忌)の設定はない。§10.2でテトラサイクリン塩酸塩が名指しされ、アトバコンの血漿中濃度はテトラサイクリンの併用で約40%低下した、併用する場合には血液中のマラリア原虫数を慎重にモニターすること、機序は不明であるとされている(§16.7.6、外国人データ)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
テトラサイクリン併用で血漿中アトバコン濃度が約40%低下(外国人データ、添付文書§16.7.6。詳しい投与条件は添付文書に明記されていない)