このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ロフェプラミン × モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤 禁忌

要約

モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤(脳内の気分に関わる物質の分解を抑える薬で、セレギリン、ラサギリン、サフィナミドがこれにあたります)とロフェプラミンは、一緒に使ってはいけない組み合わせです(併用禁忌)。一緒に使うと、発汗、落ち着きのなさ(不穏)、全身のけいれん、異常な高熱、昏睡(意識がなくなること)などがあらわれることがあります。そのため、MAO阻害剤をやめてからロフェプラミンを始めるまでには少なくとも2週間の間隔をあけること、逆にロフェプラミンからMAO阻害剤に切りかえる場合には2〜3日間の間隔をおくことが望ましいとされています。切り替えは自己判断で行わず、必ず処方医の指示に従ってください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書の記載に基づく)

根拠

アンプリット錠10mg・25mg(第一三共)の添付文書、2023年12月改訂・第1版を原文で確認した。§2.4(禁忌)に「モノアミン酸化酵素阻害剤投与中(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)及びモノアミン酸化酵素阻害剤投与中止後2週間以内の患者」と明記され、§10.1(併用禁忌)にもモノアミン酸化酵素阻害剤の行があり、臨床症状・措置として「発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等があらわれることがあるので、モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切りかえる場合には、2〜3日間の間隔をおくことが望ましい」、機序として「モノアミン酸化酵素阻害剤がカテコールアミンの代謝を阻害し、血中濃度を上昇させ、また本剤がアドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを阻害し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させると考えられている」と記載されている。以前の記録は英国の製品情報に基づき「日本の添付文書で併用禁忌とされているかは未確認」として一般的注意にしていたが、現行の国内添付文書で併用禁忌が確認できたため、バッジを「禁忌」に改めた。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:記載なし

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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