フェンフルラミン × スチリペントール 注意(添付文書)
要約
一緒に使うと、フェンフルラミンの血液中の量の目安(AUC)が約2.2〜2.5倍に増えたという試験結果があります(健康な成人に1回だけ飲んでもらった試験で、日本人では2.2倍、白人では2.5倍)。濃度が上がると、眠気や食欲低下などの副作用が強く出るおそれがあります。そのため、スチリペントールと一緒に使う場合、この薬の上限量は低く設定されています(体重1kgあたり1日0.4mgまで、かつ1日17mgまで)。用量は処方で決められますので、自己判断で変えないでください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでのデータあり(健康成人での薬物動態試験)
根拠
添付文書§10.2に、スチリペントールが本剤の代謝酵素を阻害し、フェンフルラミンの血漿中濃度が上昇し、ノルフェンフルラミンが低下するおそれがあると記載。§16.7に、スチリペントールとクロバザムの併用時、フェンフルラミンのAUC0-infが白人で148%増加(2.48倍)、日本人で120%増加(2.20倍)、ノルフェンフルラミンのAUC0-infが55%・46%減少と記載。§7.1に併用時の用量上限(0.4mg/kg/日、最大17mg/日)が定められている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
健康成人にフェンフルラミン0.35mg/kgを単回投与し、スチリペントールとクロバザムを併用した試験(添付文書§16.7)
ふだんの量では
該当なし