ペンタゾシン × セロトニン神経系賦活作用を有する抗うつ剤(アミトリプチリン等) 注意(添付文書)
要約
セロトニンという神経伝達物質の働きを強める抗うつ剤(アミトリプチリンなど)と一緒に使うと、抗うつ剤の作用が強まり、不安感、吐き気、汗、顔のほてり(潮紅)などが出るおそれがあると添付文書に書かれています。海外では、抗うつ剤フルオキセチンを使っている患者で、このような症状が報告されています。なお、添付文書に「セロトニン症候群」という言葉での記載はありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(外国でのフルオキセチン投与患者における不安感、悪心、発汗、潮紅等の報告が添付文書に記載されている)
根拠
ソセゴン注射液15mg電子添付文書(2024年3月改訂・第1版)の併用注意(10.2)に、セロトニン神経系賦活作用を有する抗うつ剤(アミトリプチリン塩酸塩等)が挙げられ、抗うつ剤の作用が増強され不安感、悪心、発汗、潮紅等が起こるおそれがあること、外国においてフルオキセチン投与患者でセロトニン神経系賦活作用の増強に由来すると考えられる症状(不安感、悪心、発汗、潮紅等)が認められたとの報告があることが記載されている。「セロトニン症候群」という表現は用いられていない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
外国での市販後報告(添付文書の記載)
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。