フェニトイン・フェノバルビタール配合剤 × ボリコナゾール 禁忌
要約
併用禁忌(併用しないこと)です。カビ(真菌)の薬ボリコナゾールと一緒に使うと、ボリコナゾールがフェニトインの分解を止めてフェニトインの量が増える一方、この配合剤の酵素を増やす働きでボリコナゾールの量は下がるという、両方向の複雑な影響があるためです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
根拠
ヒダントールF配合錠の電子添付文書(PMDA、2026年4月改訂・第3版)の10.1(併用禁忌)および2.7に明記。(1)ボリコナゾールが肝代謝を抑制しフェニトインの血中濃度が上昇、(2)フェニトイン、フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用によりボリコナゾールの代謝が促進され血中濃度が低下すると記載。配合剤自体の添付文書を原典とした。1錠中にフェニトイン25mg、フェノバルビタール8.333mg、安息香酸ナトリウムカフェイン16.667mgを含む。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。