ピモジド × グレープフルーツ類 ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
ピモジドは主にCYP3A4という酵素(薬を分解する仕組み)で分解されます。グレープフルーツはこの酵素を止めるため、ピモジドの血液中の量が増えて、心電図の異常(QT延長)など重い副作用のおそれが高まると考えられます。海外の添付文書ではグレープフルーツジュースを避けるよう書かれていますが、ヒトで量の変化を直接測ったデータは確認できませんでした。グレープフルーツ類は避け、摂りたい場合は処方医・薬剤師に相談してください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(グレープフルーツとの直接のヒト薬物動態データなし)
根拠
オーラップは2021年3月に販売中止となり、PMDAの現行の電子添付文書には到達できなかったため、版数は未確認である。海外(米国・EU)のピモジド添付文書に、グレープフルーツジュースはピモジドのCYP3A4代謝を阻害するため避けるべき旨が記載されている。ピモジドの主代謝経路はCYP3A4であり、機序からの注意として記載した。日本の添付文書での名指しは確認できていない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。