ピパンペロン × アドレナリン 禁忌
要約
併用禁忌(併用しないこと)です。アドレナリン(心臓や血圧を上げる救急の薬、商品名ボスミン)の血圧を上げる作用が逆転し、血圧が大きく下がるおそれがあるためです。ただし、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)の救急治療のときと、歯科の浸潤麻酔・伝達麻酔(歯茎などへの局所麻酔)のときは例外とされています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
根拠
プロピタン錠50mgの添付文書(2024年10月改訂・第5版)の2.(禁忌)および10.1に、アドレナリンを投与中の患者は禁忌と記載(アナフィラキシーの救急治療時および歯科領域における浸潤麻酔・伝達麻酔時は除く)。機序はアドレナリンのα・β受容体刺激に対し本剤のα受容体遮断作用でβ作用が優位になることによる作用逆転と重度の血圧低下。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。