スルトプリド × アドレナリン 注意(添付文書)
要約
アドレナリンという薬(強いアレルギー反応の治療などに使う注射薬)とこの薬を一緒に使うと、アドレナリンの作用が逆向きになり、血圧が重く下がることがあると添付文書に書かれています。これはこの薬にα受容体を抑える作用があり、アドレナリンの血圧を下げる方向の作用が目立ってしまうためです。救急の場面で使う薬なので、自分で判断する場面は少ない薬ですが、使っている薬として処方医・薬剤師に伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
バルネチール錠50・100・200/細粒50%(共和薬品工業、一般名: スルトプリド塩酸塩)の添付文書、2024年10月改訂・第3版を全文確認した。用量は、スルトプリドとして通常成人1日300~600mgを分割経口投与し、1日1,800mgまで増量できる。この薬は主として腎臓から排泄され、健康成人に100mgを経口投与したとき72時間までに尿中に88%が未変化のまま排泄される。 §10.2(併用注意)にアドレナリンが挙げられ、『アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある、本剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ刺激作用が優位になる』とされている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。