ヒドロクロロチアジド × 日光(紫外線)への曝露と皮膚がんリスクに関する最近の知見 注意(ヒトデータあり)
要約
【最近の知見】ヒドロクロロチアジドには光線過敏(日光に当たりやすくなる作用)があり、2024年の系統的レビューとメタ解析では、非黒色腫皮膚がん(皮膚がんのうちメラノーマ以外のタイプ)のリスクが約36%高いという結果が報告されました。長く・多量に使うほどリスクが上がるという用量依存の報告(デンマークの大規模研究)もあります。これは薬同士の飲み合わせではなく「日光との関係」の知見です。自己判断で薬をやめず、日焼け対策と、皮膚の新しいできもののチェックを心がけ、気になる変化は医師に伝えてください。
ヒトでのエビデンス
あり(大規模観察研究・メタ解析)
根拠
Cohen OG, et al. JID Innov. 2024;4(3):100272(降圧薬と皮膚がんの系統的レビュー・メタ解析、HCTZで非黒色腫皮膚がんリスク上昇)。Pedersen SA, et al. J Am Acad Dermatol. 2018;78:673-681(デンマーク症例対照研究、累積用量依存)。日本の添付文書の相互作用欄の記載ではない
- 最終確認日
- 2026-10-31
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。