このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン配合剤(クリアミン配合錠) × アデノシン(心臓の検査薬、商品名: アデノスキャン) 禁忌

要約

12時間以内にアデノシン(アデノスキャン、心臓の血流を調べる検査薬)を使う患者は、この薬を使えません(併用禁忌)。この薬に含まれるカフェインがアデノシンの働きを弱めて、検査(虚血(血流不足)の診断)に影響を及ぼすことがあるためです。添付文書では、アデノシンを投与する場合は12時間以上の間隔をあけることとされています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書§2・§10.1の併用禁忌の規定に基づく)

根拠

電子添文の全文では未確認です(日医工の「使用上の注意」改訂のお知らせの記載で照合しました)。クリアミン配合錠A1.0・S0.5の電子添付文書の全文には到達できなかった。製造販売元の日医工による「使用上の注意」改訂のお知らせ(2024年8-9月)を開いて、§2.11・§2.12と§10.1(併用禁忌)の改訂後の記載を照合した。本剤はエルゴタミン酒石酸塩と無水カフェインに、イソプロピルアンチピリン(解熱鎮痛成分)を配合した製剤である(ボリコナゾールの患者向医薬品ガイドの併用できない薬の記載で、クリアミン配合錠がこの3成分の配合剤として挙げられていることから確認した)。§10.2(併用注意)の全文には到達できなかったため、§10.2にありうる相手は、米国のエルゴタミン・カフェイン配合剤の添付文書など代替源に基づくものだけを「一般的注意」として分け、国内の添付文書で確かめられた併用禁忌と混ぜていない。改訂お知らせで新設された§2.12に「12時間以内にアデノシン(アデノスキャン)を使用する患者[10.1参照]」が禁忌として挙げられ、§10.1のアデノシンの行に「本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること」、機序は「本剤はアデノシン受容体に拮抗する(働きを打ち消す)ため、アデノシンの作用を減弱させる」と書かれている。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:添付文書に明確な記載なし

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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