エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン配合剤(クリアミン配合錠) × ダサチニブ、アミオダロン 注意(添付文書)
要約
ダサチニブ(白血病の薬)やアミオダロン(不整脈の薬)と一緒に使うと、本剤の成分エルゴタミンの血中濃度(血液中の薬の量)が上がる可能性があります。これらの薬が、エルゴタミンを分解する酵素CYP3A4(薬を分解する仕組み)の働きを邪魔するためです。濃度が上がると、血管が強く縮むなどの副作用が出やすくなるおそれがあるため、手足の冷たさ・しびれ・痛みなどが出たら、すぐに処方医・薬剤師に伝えてください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
クリアミン配合錠A1.0・S0.5(日医工)の添付文書、2026年3月改訂・第3版を原文で確認した。§10.2の1行目にダサチニブとアミオダロンが同行で名指しされ、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある、これらの薬剤のCYP3A4阻害作用により本剤の血中濃度を上昇させる可能性があるとされている。なお、強いCYP3A4阻害薬の多くは§10.1で併用禁忌とされており(既存レコードid13564)、本行は併用注意側の記載である。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。