トリメトキノール塩酸塩水和物 × 利尿剤 注意(添付文書)
要約
利尿剤(尿の量を増やす薬)と一緒に使うと、血液中のカリウム(心臓のリズムに関わるミネラル)が下がるおそれがあります。血液検査でカリウムを確かめながら使うことがあります。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
イノリン(経口)の電子添文そのものには到達できなかったため、同じ成分のイノリンシロップ0.1%(製造販売元: ニプロ株式会社)の電子添文の記載に基づくインタビューフォーム(2026年4月改訂・第2版、もとにした電子添文は2026年4月作成)で§10を含む内容を照合した。経口薬全体の電子添文の版数は未確認である。錠剤の用法は、通常成人にはトリメトキノール塩酸塩水和物として1回2〜4mgを1日2〜3回経口投与するとインタビューフォームに参考として示されている。§10.1(併用禁忌)の設定はない。§16では、主な代謝は肝臓でのメチル化と、それに続くグルクロン酸抱合(グルクロン酸と結びつく代謝)とされている。§10.2に利尿剤がキサンチン誘導体・ステロイド剤と同じ行に併記され、血清カリウム値が低下するおそれがある、併用する場合には定期的に血清カリウム値を観察し用量について注意すること、相加的に作用(血清カリウム値の低下作用)を増強し、本剤はcAMPを活性化しNa-Kポンプを刺激するとある。具体的な利尿剤の商品名・成分名はこの行に示されていない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認