デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物・クレゾールスルホン酸カリウム配合剤 × 薬物代謝酵素(CYP2D6)を阻害する薬剤 注意(添付文書)
要約
薬物代謝酵素(CYP2D6)(薬を分解する酵素の一つ)の働きを抑える薬(キニジン、アミオダロン、テルビナフィン等)と一緒に使うと、この薬の分解が抑えられて血中濃度(血液中の薬の量)が上がることがあります。濃度が上がると、眠気などの副作用が強まるおそれがあります。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
メジコン配合シロップ(製造販売元: シオノギファーマ株式会社、販売元: 塩野義製薬株式会社)の電子添文そのものには到達できなかったため、電子添文の記載に基づくインタビューフォーム(2025年10月改訂・第20版、もとにしたメジコン配合シロップの電子添文は2022年10月改訂)で§10を含む内容を照合した。電子添文の版数(第○版)はインタビューフォームに示されていないため、版数は未確認である。配合シロップ1mL中にデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物2.5mg、クレゾールスルホン酸カリウム15mgを含有する。用法は通常成人1日18〜24mLを3〜4回に分割経口投与する。§10冒頭に、本剤は主に肝代謝酵素CYP2D6(薬を分解する酵素の一つ)で代謝されるとある。§10.1(併用禁忌)の設定はない。§10.2に薬物代謝酵素(CYP2D6)を阻害する薬剤(キニジン、アミオダロン、テルビナフィン等)が挙げられ、本剤の血中濃度が上昇することがある、これらの薬剤のCYP2D6阻害作用により本剤の代謝が阻害されるためとある。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認