デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物・クレゾールスルホン酸カリウム配合剤 × 選択的MAO-B阻害剤 注意(添付文書)
要約
選択的MAO-B阻害剤(セレギリンなど、パーキンソン病に使う薬)と一緒に使うと、セロトニン症候群(脳内のセロトニン(気分などに関わる物質)が増えすぎて、発熱、興奮、筋肉のこわばりなどが出る状態)があらわれることがあります。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
メジコン配合シロップ(製造販売元: シオノギファーマ株式会社、販売元: 塩野義製薬株式会社)の電子添文そのものには到達できなかったため、電子添文の記載に基づくインタビューフォーム(2025年10月改訂・第20版、もとにしたメジコン配合シロップの電子添文は2022年10月改訂)で§10を含む内容を照合した。電子添文の版数(第○版)はインタビューフォームに示されていないため、版数は未確認である。配合シロップ1mL中にデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物2.5mg、クレゾールスルホン酸カリウム15mgを含有する。用法は通常成人1日18〜24mLを3〜4回に分割経口投与する。§10冒頭に、本剤は主に肝代謝酵素CYP2D6(薬を分解する酵素の一つ)で代謝されるとある。§10.1(併用禁忌)の設定はない。§10.2に選択的MAO-B阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)が挙げられ、セロトニン症候群があらわれることがある、本剤及びこれらの薬剤は脳内のセロトニン濃度を上昇させる作用を有するため併用によりセロトニンの濃度が更に高くなるおそれがあるとある。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認