タンニン酸アルブミン × 乳製品 注意(添付文書)
要約
この薬のたんぱく質は牛乳由来のカゼイン(牛乳のたんぱく質)です。そのため牛乳アレルギーのある人はこの薬を使えず、ショックやアナフィラキシー(強いアレルギー反応)を起こすことがあります。これは牛乳を飲むと薬が弱くなるという話ではなく、薬自体に牛乳由来の成分が含まれるための注意です。牛乳アレルギーがある場合は必ず伝えてください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
タンニン酸アルブミン「ケンエー」の電子添文そのものには到達できなかったため、「ケンエー」の添付文書抜粋データ(改訂年月2024年1月・第1版)に示された§10の内容と、同じ成分のタンニン酸アルブミン「三恵」(製造販売元: 株式会社三恵薬品)添付文書、2023年6月改訂・第1版の原文PDFで全文を照合した。用法はタンニン酸アルブミンとして通常成人1日3〜4gを3〜4回に分割経口投与する。§16.2では、膵液(膵臓から出る消化液)によってタンニン酸とアルブミンに分解され、タンニン酸は更に加水分解を受けて吸収されるとあり、§16.4では、口腔・胃では分解を受けず、膵液により腸管内で徐々に分解してタンニン酸を遊離するとある。本剤のたん白は乳性カゼイン(牛乳由来のたんぱく質)である。§2.2に牛乳アレルギーのある患者が禁忌として挙げられ、ショック又はアナフィラキシーを起こすことがあるとある。§3.1に本剤はタンニン酸とたん白質との化合物で、たん白は乳性カゼインであるとある。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認