このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ロミタピドメシル酸塩 × 強いCYP3A阻害剤(クラリスロマイシン、インジナビル、イトラコナゾール、ネルフィナビル、サキナビル、テラプレビル、ボリコナゾール、リトナビル含有製剤、コビシスタット含有製剤、セリチニブ(商品名: ジカディア)) 禁忌

要約

強いCYP3A阻害剤(この薬を分解する酵素CYP3Aの働きを強い止める薬)と一緒に使うと、この薬の血中濃度(血液中の薬の量)が著しく上がるおそれがあるため、添付文書で併用禁忌(絶対に一緒に使わない組み合わせ)とされています。濃度が著しく上がると、肝機能障害(肝臓の働きが悪くなること)などの副作用の危険が高まります。対象の薬は、抗菌薬のクラリスロマイシン、抗真菌薬(カビの仲間を抑える薬)のイトラコナゾール・ボリコナゾール、HIVの薬のインジナビル・ネルフィナビル・サキナビル・リトナビル含有製剤、抗ウイルス薬のテラプレビル、コビシスタット含有製剤、がんの薬のセリチニブ(商品名: ジカディア)などです。これらの薬を使っている場合は必ず処方医・薬剤師に伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし

根拠

ジャクスタピッドカプセル(製造販売元: レコルダティ・ジャパン)の添付文書(2026年9月改訂・第6版)を、KEGG MEDICUSの電子添文全文で確認した。用量は、1日1回夕食後2時間以上あけて、ロミタピドとして5mgの経口投与から開始し、段階的に20mg、40mgまで増量できる。本剤は主に肝代謝酵素CYP3A(薬を分解する酵素)で代謝され、CYP3A、CYP2C9、P-糖蛋白質(薬を運ぶたんぱく質)を阻害する作用も持つ。§10.1(併用禁忌)に強いCYP3A阻害剤が名指しされ、「本剤の血中濃度が著しく上昇するおそれがある」とある。名指しはクラリスロマイシン、インジナビル、イトラコナゾール、ネルフィナビル、サキナビル、テラプレビル、ボリコナゾール、リトナビル含有製剤、コビシスタット含有製剤、セリチニブ(商品名: ジカディア)で、セリチニブは改訂で追加された(DSU No.344の改訂品目一覧で確認)。§2(禁忌)でも、中程度又は強いCYP3A阻害作用を有する薬剤を投与中の患者は禁忌とされている。

最終確認日
2026-11-03

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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