メフルシド × リチウム 注意(添付文書)
要約
双極性障害(気分が大きく上下する病気)などに使うリチウムと一緒に使うと、リチウム中毒(指の震え、せん妄(意識が混乱する状態)、けいれんなど)が起こるおそれがあります。血液中のリチウムの濃度に注意することとされています。リチウムを使っている場合は必ず伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
バイカロン錠25mg(田辺ファーマ、2025年12月改訂・第11版)のインタビューフォームで照合した。同IFは2025年12月改訂の電子添文の記載に基づく。用量はメフルシドとして通常成人1日25~50mgを経口投与し、朝1回又は朝・昼の2回に分けて投与する。代謝に関与する酵素(CYP等)の分子種は添付文書・IFに該当資料なしとされ、尿中の主な代謝物はラクトン型とその開環体である。§10.2にリチウムが名指しされ、「リチウム中毒(手指の振戦、せん妄、痙攣等)を起こすおそれがある。血清リチウム濃度に注意すること」とある。機序として、チアジド系利尿剤の長期投与でナトリウムの再吸収が増え、それに伴いリチウムの再吸収も増えるためといわれている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。