ブホルミン塩酸塩 × 甲状腺ホルモン 注意(添付文書)
要約
甲状腺ホルモン(甲状腺の働きを補う薬)と一緒に使うと、本剤の血糖を下げる作用が弱まって、血糖が上がる(高血糖)ことがあります。甲状腺ホルモンが、腸でブドウ糖が吸収されるのを促したり、肝臓で糖が作られるのを促したりするためとされています。一緒に使う場合は、血糖値に注意が必要な組み合わせです。用量の調整は自己判断で行わないでください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
ジベトス錠50mg(日医工)の添付文書、2022年5月改訂・第1版(版数は日医工公式のインタビューフォームで確認し、添付文書全文は日経メディカル処方薬事典の添付文書全文転載で原文を確認した)。§10.2.3の3)に甲状腺ホルモンが名指しされ、血糖降下作用の減弱による高血糖症状が起こることがある、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること、機序は腸管でのブドウ糖吸収促進、グルカゴンの分泌促進、カテコラミンの作用増強、肝臓での糖新生促進によるとされている。§10.1の設定はない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。