ナドロール × 血糖降下剤(インスリン・クロルプロパミド・トルブタミド等) 注意(添付文書)
要約
インスリンや飲み薬の血糖降下剤(血糖値を下げる糖尿病の薬)と一緒に使うと、血糖を下げる作用が強まったり、低血糖(血糖値が下がりすぎる状態)からの回復が遅れたり、低血糖のサインである動悸や発汗が隠れて気づきにくくなったりすることがあるため、血糖値に注意することとされています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
ナディック錠30mg/錠60mg(住友ファーマ、2022年4月改訂・第10版)の添付文書を照合した。旧記載要領のため相互作用は「3.相互作用」に記載されている。用量はナドロールとして通常成人1回30~60mgを1日1回経口投与する。薬物動態の項では「体内では代謝されない」とされ、主として尿中に排泄される。§3(相互作用)の併用注意で血糖降下剤(インスリン、クロルプロパミド、トルブタミド等)が名指しされ、これらの薬剤の血糖降下作用を増強したり、低血糖症状(心悸亢進等)をマスクすることがあるので血糖値に注意するとされている。機序はβ-遮断作用による低血糖からの回復遅延と交感神経症状のマスクとされる。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。