ナドロール × クロニジン 注意(添付文書)
要約
血圧を下げる薬クロニジンを急にやめたときに起こるリバウンド現象(血圧が急に跳ね上がること)が、この薬と一緒に使っていると強まる可能性があるため、この薬を先に中止した後、クロニジンを徐々に減らしていくこととされています。どちらの薬も自己判断でやめないでください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
ナディック錠30mg/錠60mg(住友ファーマ、2022年4月改訂・第10版)の添付文書を照合した。旧記載要領のため相互作用は「3.相互作用」に記載されている。用量はナドロールとして通常成人1回30~60mgを1日1回経口投与する。薬物動態の項では「体内では代謝されない」とされ、主として尿中に排泄される。§3(相互作用)の併用注意でクロニジンが名指しされ、クロニジン投与中止後のリバウンド現象を増強する可能性があるので、本剤を中止した後、クロニジンを徐々に減量することとされている。機序は、クロニジン中止で血中カテコールアミンが上昇した際、β遮断によりα刺激作用が優位にあらわれるためとされる。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。