フォリトロピン ベータ(遺伝子組換え) × クロミフェンクエン酸塩 注意(添付文書)
要約
排卵を促す飲み薬のクロミフェンクエン酸塩と一緒に使うと、卵胞(卵子を包む袋)の育ち方が強まることがあります。卵巣が刺激されすぎると、お腹の張りや痛みなどの卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と呼ばれる状態につながるおそれがあるため、不妊治療では超音波検査などで卵胞の育ち具合を確認しながら使います。自己判断で組み合わせを変えず、治療計画は担当医の指示に従いましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(併用の薬物動態試験ではなく、治療上の反応の増強としての記載。代替源である欧州SmPCに基づく)
根拠
原典確認に関する開示: 本品目については、PMDA電子添文(ピュアゴン皮下注、製造販売元: オルガノン株式会社)の全文原文に到達できなかった。そのため代替の確認源として、同じ有効成分フォリトロピン ベータの欧州製品情報(EMAのPuregon製品情報、SmPC)及び海外の患者向情報を照合した。版数(改訂年月・第○版)は推測で書かず未確認とし、登録前のPMDA原文での再照合が必要である。 代替源の欧州SmPCの相互作用の項(4.5)には「クロミフェンクエン酸塩との併用により卵胞反応が増強することがある」と名指しされている。国内でも本剤の効能は「クロミフェンクエン酸塩で無効な排卵障害」が前提の一つとされており、併用・前治療との関係は治療計画の中で管理される。国内添付文書の§10での名指しの有無と項番号は原文未到達のため未確認であり、その旨を開示する。
- 最終確認日
- 2026-11-02