フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤 × 交感神経刺激薬(エフェドリン含有製剤など) 注意(添付文書)
要約
エフェドリンやメチルエフェドリンを含む薬(市販の風邪薬や鼻炎薬、咳止めなどに含まれていることがあります)と一緒に使うと、お互いの刺激作用が重なり、動悸(どきどきすること)や血圧の上昇などが強まるおそれがあります。成分が重なる市販薬を買うときは、薬剤師にこの薬を使っていることを伝え、成分表示を確認しましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の注意喚起に基づく。個別の併用試験データの記載はない)
根拠
ディレグラ配合錠(製造販売元: LTLファーマ株式会社)の添付文書、2026年9月改訂・第3版をPMDA電子添文の原文で確認した。用法は1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩60mg/塩酸プソイドエフェドリン120mg)を1日2回、朝及び夕の空腹時に経口投与する。§10.2(併用注意)には〈フェキソフェナジン塩酸塩〉としてエリスロマイシン、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤、〈塩酸プソイドエフェドリン〉として交感神経系に対し抑制的に作用する降圧剤(メチルドパ、レセルピン等)、交感神経刺激薬、選択的MAO-B阻害剤(セレギリン)が挙げられている。 §10.2に〈塩酸プソイドエフェドリン〉の併用注意として「交感神経刺激薬」が名指しされ、「塩酸プソイドエフェドリンの心血管に対する作用が増強されることがある。機序: 共に交感神経刺激作用を有するため」とある。また§2.6で、交感神経刺激薬による不眠、めまい、脱力、振戦、不整脈等の既往歴のある患者は本剤の禁忌とされている(患者の状態としての禁忌であり、併用の禁忌ではない)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認