フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤 × コーヒー 一般的注意
要約
コーヒーに含まれるカフェインには、心臓の拍動を速くしたり、血圧を上げたり、眠りにくくしたりする刺激作用があります。この薬の成分プソイドエフェドリンにも似た刺激作用があるため、重なると動悸(どきどきすること)や血圧の上昇、眠りにくさが強まるおそれがあります。これは作用の重なりからの類推で、コーヒー自体を調べた試験があるわけではありません。動悸や眠りにくさが気になる場合は、コーヒーの量を控えめにし、処方医・薬剤師に相談しましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(コーヒーとの併用を直接調べたデータはない。プソイドエフェドリンとカフェインの刺激作用の重なりからの類推)
根拠
ディレグラ配合錠(製造販売元: LTLファーマ株式会社)の添付文書、2026年9月改訂・第3版をPMDA電子添文の原文で確認した。用法は1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩60mg/塩酸プソイドエフェドリン120mg)を1日2回、朝及び夕の空腹時に経口投与する。§10.2(併用注意)には〈フェキソフェナジン塩酸塩〉としてエリスロマイシン、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤、〈塩酸プソイドエフェドリン〉として交感神経系に対し抑制的に作用する降圧剤(メチルドパ、レセルピン等)、交感神経刺激薬、選択的MAO-B阻害剤(セレギリン)が挙げられている。 §10.2にコーヒーやカフェインの名指しはない。§10.2で交感神経刺激薬との併用が注意とされ、心血管に対する作用が増強されることがあるとされていること、プソイドエフェドリンの副作用として頻脈、動悸、血圧上昇、不眠等が挙げられていることからの類推であり、類推であることを明記する。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認