オシロドロスタットリン酸塩 × グレープフルーツ類 一般的注意
要約
グレープフルーツは代謝酵素CYP3A4(薬を分解する酵素の一つ)を止めるため、この薬の血中濃度(血液中の薬の量)が上がる可能性があります。ただしこの薬の分解には複数の酵素が関わり、CYP3A4だけが主要な経路ではないため、影響の大きさははっきりしません。これは添付文書でグレープフルーツが名指しされた注意ではなく、CYP3A4を止める薬への注意からの類推(当てはめ)です。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
イスツリサ錠1mg/5mgの添付文書、2025年9月改訂・第5版を原文で確認した。10.2では「複数の薬物代謝酵素(CYP3A4、CYP2B6、UGT1A4等)の阻害剤」で本薬の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがあるとされている。代謝への寄与はCYP3A4が11.7%、CYP2D6が8.07%、CYP2B6が6.25%(CYP経路全体で26.0%)とされ、単独経路は25%を超えない(インタビューフォーム等で確認し、添付文書16.4の代謝経路の記載と矛盾しない)。グレープフルーツ自体の名指しはないため類推として明記する。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。