ソマプシタン(遺伝子組換え) × 抗てんかん薬 注意(添付文書)
要約
抗てんかん薬(てんかんの発作を抑える薬。主に代謝酵素CYP3Aで分解される薬の例として添付文書に挙げられている薬)については、この薬と一緒に使うと抗てんかん薬の血中濃度(血液中の薬の量)が下がり、作用が弱まることがあると添付文書に書かれています。成長ホルモンがCYP3Aによる代謝を速める可能性があるためで、相手の薬の用量に注意することとされています。発作の様子に変化があれば、処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく。併用試験の数値ではない)
根拠
ソグルーヤ皮下注5mg・10mg・15mg(ノボ ノルディスク ファーマ)の添付文書、2026年6月改訂・第4版をPMDA電子添文の原文で確認した。§10.2(併用注意)で「主にCYP3Aで代謝される薬剤(性ホルモン製剤、抗てんかん薬、シクロスポリン等)」が名指しされ、「これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、これらの薬剤の用量に注意すること」とされ、機序として成長ホルモンがCYP3Aにより代謝される化合物のクリアランスを増加させる可能性が示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。