オファツムマブ(遺伝子組換え) × 生ワクチン・弱毒生ワクチン 注意(添付文書)
要約
生ワクチン・弱毒生ワクチン(生きた病原体の毒性を弱めたワクチン)は、この薬を始める少なくとも4週間前までに接種することと添付文書に書かれています。治療中と、やめた後にB細胞(免疫に関わる細胞)の数が回復するまでは接種しないことが望ましいとされています。B細胞が減っている間に接種すると、ワクチンが原因の感染症が起こるリスクが高まるおそれがあるためです。予防接種の予定は事前に処方医・薬剤師に伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
ケシンプタ皮下注20mgペン(ノバルティス ファーマ)の添付文書、2026年7月改訂・第7版を原文で確認した。§10.2(併用注意)で生ワクチン・弱毒生ワクチンが名指しされ、「生ワクチン又は弱毒生ワクチンは本剤投与開始の少なくとも4週間前までに接種すること。治療中及び投与中止後にB細胞数が回復するまでは生ワクチン又は弱毒生ワクチンを接種しないことが望ましい」とされ、機序・危険因子として生ワクチンによる感染症発現のリスクが増大するおそれが示されている。§9.5.2でも、妊娠中に本剤を投与した患者からの出生児ではB細胞数の回復が確認されるまで生ワクチンを投与しないこととされている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。