ベンフォチアミン・ピリドキシン・シアノコバラミン配合剤 × アルコール(お酒全般) 一般的注意
要約
お酒を多く飲む生活が続くと、食事が偏ってビタミンB群が不足しやすくなり、手足のしびれなどの末梢神経障害(神経の障害)の一因になることが知られています。この薬は、ビタミン類の不足を補ったり、神経痛や末梢神経炎などに使われたりする薬です。つまりこの記録は、お酒がこの薬の効き目を直接変えるという話ではなく(そのような試験データはありません)、飲酒が続く人ではビタミン不足と神経の障害自体が起こりやすいという背景の注意です(その区別を明記します)。飲酒量が多い場合は、そのことも処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(併用の直接データなし。飲酒とビタミンB群不足・末梢神経障害の関係という背景からの注意)
根拠
ビタメジン配合カプセルB25・B50/ビタメジン配合散(アルフレッサ ファーマ)の添付文書、2023年5月改訂・第1版を原文で確認した。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)はパーキンソン病治療薬レボドパの1行のみ。組成は、カプセルB25が1カプセル中ベンフォチアミン34.58mg(チアミン塩化物塩酸塩として25mg)、ピリドキシン塩酸塩25mg、シアノコバラミン250μg、カプセルB50がベンフォチアミン69.15mg(同50mg)、ピリドキシン塩酸塩50mg、シアノコバラミン500μg、配合散が1g中ベンフォチアミン138.3mg(同100mg)、ピリドキシン塩酸塩100mg、シアノコバラミン1,000μg。用法はB25が1日3~4カプセル、B50が1日1~2カプセル、配合散が1日0.75~1.0gで、ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)の1日量は剤形と用法により50~100mgになる。§16(薬物動態)は動物(ラット・ウサギ)でのデータのみである。 添付文書にお酒の名指しはない。本剤の効能(本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し食事からの摂取が不十分な際の補給、神経痛・末梢神経炎・末梢神経麻痺等)と、飲酒とビタミンB群不足・末梢神経障害の関係という背景からの注意であり、薬物動態の相互作用データではない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認