メトホルミン塩酸塩 × 緑茶・お茶(カテキン/EGCG) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
緑茶のカテキン(EGCG:緑茶の渋み成分)は、試験管の中の実験では、メトホルミンを運ぶタンパク質(OCTやMATE)の働きを弱めました。ただ、これは細胞を使った実験の話で、人が緑茶を飲んでメトホルミンの量が変わったという研究は確認できませんでした。普通にお茶を飲む量での心配を裏付けるヒトデータはありません。濃縮した緑茶エキスのサプリメントは話が別になる可能性があるため、使う場合は相談してください。なお、根拠は緑茶のカテキンで、紅茶など茶葉のお茶にもカテキンは含まれますが量は種類で異なり、麦茶など茶葉でない飲み物は該当せず、カフェインレス緑茶でもカテキンは残ります。
飲み忘れたとき 飲み忘れに気づいたら、その回はとばして、次の時間に1回分を飲みます。2回分を一度に飲むことはしません。
ヒトでのエビデンス
なし(in vitroのみ)
根拠
Knop J, et al. PLoS One. 2015;10:e0139370(PMID: 26426900): in vitro(細胞発現系)で緑茶とEGCGがOCT1、OCT2、MATE1、MATE2-Kによるメトホルミン取り込みを有意に低下。著者ら自身が「ヒトでの検討が必要」と結論
- 最終確認日
- 2026-10-31
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