このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ミフェプリストン・ミソプロストール配合剤 × セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ) 禁忌

要約

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含む食品・サプリメントは、この薬と一緒には使えません(併用禁忌)。この成分は薬の分解を担う酵素(CYP3A)の働きを強めるため、ミフェプリストンの血中濃度(血液中の薬の量)が大きく下がり、中絶の効果が弱まるおそれがあるためです。添付文書では、これらの影響がなくなるまでこの薬を使わないこととされています。使っている場合は、必ず事前に処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(リファンピシン併用のヒト薬物動態試験でミフェプリストンのAUCが約0.17倍に低下。セントジョーンズワート自体は添付文書§2・§10.1で名指し)

根拠

メフィーゴパック(ミフェプリストン錠200mg/ミソプロストールバッカル錠200µg)の添付文書、2026年1月改訂・第2版をPMDA電子添文の原文で確認した。§2.8で「強い及び中程度のCYP3A誘導剤(…セイヨウオトギリソウ含有食品…)を投与中の者」が禁忌とされ、§10.1(併用禁忌)にも同じ相手が名指しされ、「ミフェプリストンの血漿中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、これらの薬剤の影響がなくなるまで本剤を投与しないこと」とされている。§16.7.2では、同じく強いCYP3A誘導剤のリファンピシン併用時にミフェプリストンのAUC0-infの幾何平均値の比が0.1737まで下がったことが示されている(外国人データ)。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:ミフェプリストンは主に肝臓で代謝(CYP3A)され主に糞中へ排泄、ミソプロストールは代謝物が主に腎臓へ排泄

研究の条件

健康成人女性18例、リファンピシン200mg反復投与後にミフェプリストン200mg単回投与(外国人データ)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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