バルベナジン × アルコール(お酒全般) 一般的注意
要約
この薬の重大な副作用として鎮静・傾眠(眠気)が挙げられ、国内試験では傾眠が16.9%にみられています。お酒にも眠くする作用があるため、一緒になると眠気が強まり、転倒などのおそれが高まる可能性が、作用の重なりから類推されます(類推であることを明記します。添付文書でお酒が名指しされているわけではなく、組み合わせを直接調べた試験もありません)。添付文書でも、眠気がある間は車の運転など危険を伴う作業をしないよう注意されています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(併用の直接データなし。本剤の傾眠とアルコールの作用の重なりからの類推)
根拠
ジスバルカプセル20mg/40mg(田辺三菱製薬)の添付文書、2026年4月改訂・第7版を原文(PDF)で確認した。§10冒頭に「バルベナジン(未変化体)は主にCYP3Aで代謝され、活性代謝物は主にCYP2D6及びCYP3Aで代謝される。バルベナジンはP-gp(薬を細胞の外へ出すポンプ)を阻害する」とある。用量は通常成人バルベナジンとして1日1回40mg、最大1日1回80mg。§11.1.1に鎮静・傾眠(傾眠16.9%、鎮静1.2%)、§8.2に運転等への注意がある。§10でアルコールの名指しはなく、作用の重なりからの類推として一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認