このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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バルベナジン × 食事 注意(ヒトデータあり)

要約

この薬は、空腹時に飲むと食後に飲む場合より血中濃度(血液中の薬の量)が上がることがヒトの試験で示されています。健康成人に80mgを1回飲んでもらった試験では、空腹時の最高血中濃度(Cmax)は769ng/mL、食後は409ng/mLで、食後の方が低くなりました。濃度が上がると、眠気や心電図のQT延長(心臓の電気信号の間隔が延びること)などの副作用が出やすくなるおそれがあります。そのため、添付文書では「食後に飲んでいる人が増量するときは、用量調整の前後で食事の条件(食後か空腹時か)を変えないこと」とされています。いつも同じ条件で飲み続けましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人での食事の影響試験、外国人データを含む)

根拠

ジスバルカプセル20mg/40mg(田辺三菱製薬)の添付文書、2026年4月改訂・第7版を原文(PDF)で確認した。§10冒頭に「バルベナジン(未変化体)は主にCYP3Aで代謝され、活性代謝物は主にCYP2D6及びCYP3Aで代謝される。バルベナジンはP-gp(薬を細胞の外へ出すポンプ)を阻害する」とある。用量は通常成人バルベナジンとして1日1回40mg、最大1日1回80mg。§7.4に「空腹時に本剤を投与した場合、食後投与と比較してバルベナジンの血漿中濃度が上昇するおそれがあるため、食後に本剤を投与している患者に本剤を増量する際には用量調整の前後で食事条件の変更は行わないこと」とある。数値は§16.1.1(健康成人、80mg単回、空腹時Cmax 769±230ng/mL・AUC 6010±1530ng・h/mL、食後Cmax 409±112ng/mL・AUC 5200±1270ng・h/mL。活性代謝物はCmax 空腹時25.1±6.55・食後20.5±5.35ng/mL、AUCはほぼ同程度)および§16.2.1(高脂肪食)に基づく。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:体内で加水分解されて効く形になり、代謝物は主に腎臓へ排泄

研究の条件

健康成人にバルベナジン80mgを単回投与し、絶食下と高脂肪・高カロリー食後で比較(添付文書§16.1.1・§16.2.1)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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